お尻から足にかけての痛みやしびれ
いわゆる「坐骨神経痛」は、多くの人が悩んでいる症状のひとつです

しかし実はこの症状
👉 原因によって対処法が大きく変わります

間違ったケアを続けてしまうと、なかなか改善しない原因になります

この記事では、理学療法士の視点から
坐骨神経痛の主な原因と見分け方、そして正しい改善方法をわかりやすく解説します

坐骨神経痛の主な原因はこの2つ

坐骨神経痛の原因は、大きく分けて以下の2つに分類されます

梨状筋症候群

お尻の奥にある梨状筋という筋肉が硬くなり
坐骨神経を圧迫することで起こります

腰椎椎間板ヘルニア

腰の骨の間にある椎間板が後方に突出し
神経を圧迫することで発症します

👉 この2つは原因が違うため
アプローチも全く異なります

セルフチェックで原因を見分ける方法

自分の症状がどちらに当てはまるか
簡単にチェックできます

梨状筋症候群の可能性

  • お尻を押すと痛い
  • 長時間座ると悪化する
  • 立つと少し楽になる

👉 この場合は「筋肉の問題」の可能性が高いです

腰椎椎間板ヘルニアの可能性

  • 前屈すると痛い
  • 体を丸めると悪化する
  • 反ると楽になることが多い

👉 この場合は「腰椎由来」の可能性が高いです

梨状筋症候群の改善方法

梨状筋が原因の場合は
筋肉をゆるめる+支える筋肉を鍛えることが重要です

お尻のストレッチ

仰向けになり、片脚を反対の膝に乗せる
そのまま脚を引き寄せてお尻を伸ばします

  • 30秒〜1分キープ
  • 呼吸を止めずリラックス

👉 お尻の深部筋を緩めることで
神経の圧迫を軽減できます

大殿筋トレーニング(ブリッジ)

お尻の筋肉を鍛えることで
梨状筋への負担を減らします

  • 仰向けでお尻を持ち上げる
  • 肩〜膝を一直線にする
  • 8〜12回を目安

👉 大きな筋肉で支えることで
再発予防にもつながります

腰椎椎間板ヘルニアの改善方法

ヘルニアの場合は
神経の動きを改善すること+腰椎のカーブを整えることがポイントです

SLRストレッチ(タオル使用)

仰向けでタオルを足にかけ
脚をゆっくり持ち上げます

  • 膝は伸ばしたまま
  • 30秒〜1分キープ

👉 神経の滑走を良くし
圧迫によるストレスを軽減します

マッケンジー体操(腰部伸展)

うつ伏せから上半身を起こし
腰を軽く反らします

  • 無理のない範囲で5回程度
  • 痛みが出る手前で止める

👉 腰椎の前弯を取り戻すことで
神経圧迫の軽減が期待できます

注意点 セルフケアでやってはいけないこと

以下のポイントは必ず守ってください

  • 痛みを我慢して無理に行わない
  • 強すぎるストレッチは避ける
  • 全く動かさないのも逆効果

👉 「やりすぎ」と「やらなさすぎ」
どちらも改善を遅らせます

まとめ 坐骨神経痛は原因で変わる

坐骨神経痛を改善するために重要なのは

  • 原因を見極めること
  • 自分に合った方法を選ぶこと
  • 継続して行うこと

この3つです

動画でも詳しく解説しています

今回の内容は動画でも解説しています
実際の動きやポイントを確認したい方はこちらからご覧ください👇

最後に

坐骨神経痛は適切に対処すれば改善できるケースが多いです

ただし

  • 痛みが強い
  • しびれが悪化している
  • 日常生活に支障がある

このような場合は、無理をせず医療機関を受診してください

ABOUT ME
カズヤ
病院で理学療法士(リハビリ)として勤務。 共働き世帯が増えて行くなか、子育てや仕事を両立することが難しくなってると思います。そんな悩みを解決できるように主観だけではなく、書籍や今の仕事の知識をいかして客観的にも発信できないかと思い、執筆をしています。 絵を描くことが趣味でここにあるイラストは自分で描いているものになります。