サラダ油やキャノーラ油、普段何気なく使っていませんか?
実は、これらの油が健康に悪影響を及ぼす可能性があることをご存知でしょうか。
高温調理で有害物質が生成される上、慢性的な炎症や心臓病のリスクを高める原因にもなり得ます。
では、何を使えば良いのでしょう?
その答えが「エキストラバージンオリーブオイル」です。
この油には、体に嬉しい様々な健康効果が詰まっています。
この記事では、なぜエキストラバージンオリーブオイルが健康に良いのか、そして選び方や調理法まで、詳しく解説していきます。
健康的な食生活への第一歩を一緒に踏み出してみませんか?
続きを読んで、詳しい情報をチェックしてみましょう!
サラダ油・キャノーラ油が体に悪い理由
1. 高温で酸化しやすく、体に有害な物質が発生
サラダ油やキャノーラ油は、高温で調理すると酸化が進みやすくなり、体に悪影響を与える「過酸化脂質」という有害物質が発生します。
この過酸化脂質が増えると、体内で炎症が起こりやすくなり、動脈硬化や心臓病のリスクが高まります。
また、高温調理の過程でトランス脂肪酸が生成され、これが「悪玉」コレステロール(LDL)を増やすことから心臓病の危険性もさらに増します。
2. オメガ6脂肪酸の取りすぎで体に負担
サラダ油やキャノーラ油には、オメガ6脂肪酸が多く含まれています。
この脂肪酸は少量なら健康に良いのですが、現代の食生活では摂取量が過剰になりがちです。
オメガ6脂肪酸を取りすぎると、体内の炎症反応が強まり、糖尿病や心臓病、さらには癌などのリスクを高めることが分かっています。
3. 加工の過程で栄養が失われる
サラダ油やキャノーラ油は、製造の過程で高温や化学処理を行うため、元々含まれている栄養素がほとんど失われています。
このため、これらの油を摂取しても、栄養的なメリットがほとんどなく、健康に良い効果は期待できません。
エキストラバージンオリーブオイルの健康効果
1. 炎症を抑えて心臓を守る
エキストラバージンオリーブオイルには、オレイン酸やオレオカンタールという強力な抗炎症成分が豊富に含まれています。
これらの成分は、体内の炎症を抑え、心臓病の予防に役立ちます。
また、悪玉コレステロール(LDL)を減らし、血管の健康を保つため、動脈硬化や心筋梗塞のリスクも減らす効果があります。
毎日の食事に取り入れることで、体の内側から健康を守るサポートをしてくれます。
2. 癌予防の可能性も
エキストラバージンオリーブオイルに含まれるビタミンEやポリフェノールには、強い抗酸化作用があります。
これにより、細胞が酸化によってダメージを受けるのを防ぎ、癌のリスクを減らすことが期待されています。
特に、オレオカンタールは癌細胞を選んで破壊する働きがあるとされ、研究では大腸がんや乳がんのリスクを低減する可能性が示されています。
オリーブオイルを使った料理を毎日の習慣にすることで、病気予防に繋がります。
3. 体重管理にも効果的
エキストラバージンオリーブオイルは、一価不飽和脂肪酸を豊富に含んでおり、体に良い油として知られています。
満腹感を与え、過食を防ぐ効果があるため、体重管理にも役立ちます。
さらに、インスリンの働きを助け、血糖値を安定させることで、2型糖尿病のリスクを減らすことができます。
日々の食生活に適度に取り入れることで、健康的な体重維持が期待できるのです。
4. 認知症予防にも効果あり
オリーブオイルに含まれるオレオカンタールは、アルツハイマー型認知症の予防に効果があるとされています。
脳の炎症を抑え、神経細胞を守る働きがあるため、定期的に摂取することで認知症の進行を遅らせることができるかもしれません。
実際に、エキストラバージンオリーブオイルを日常的に取り入れている人は、認知機能が良好に保たれやすいという研究結果もあります。
5. 天然の下剤と呼ばれる整腸作用
エキストラバージンオリーブオイルは、腸内の健康をサポートする素晴らしい食品です。
このオイルは小腸で吸収されにくく、大腸まで到達して便を包み込み、スムーズな排便を助けてくれます。
イタリアでは昔から「天然の下剤」として親しまれてきました。
また、豊富に含まれるポリフェノールによる抗炎症作用で、腸内の炎症を抑え、腸のバリア機能を強化する効果もあります。
さらに、善玉菌をサポートし、腸内フローラのバランスを整えることで、消化機能の向上や免疫力の強化にも寄与します。
日常的に小さじ1杯のエキストラバージンオリーブオイルを取り入れることで、腸内環境を改善し、健康的な消化をサポートできるのです。
エキストラバージンオリーブオイルの使い方と選び方
1. 熱に強く、調理にも安心
エキストラバージンオリーブオイルは、他の油と比べて酸化しにくく、160~180度程度の温度であれば短時間の加熱でも有害な物質がほとんど発生しません。
そのため、炒め物や揚げ物に使っても、安心して調理ができます。
ただし、最も効果的に健康効果を得るためには、生のままサラダやパンにかけて食べるのがおすすめです。
オリーブオイルの豊富な栄養をそのまま体に取り入れることができます。
2. 本物のオリーブオイルを選ぶコツ
エキストラバージンオリーブオイルを選ぶ際には、遮光瓶に入ったものを選びましょう。
光による酸化を防ぐため、新鮮さを保つために重要です。
また、信頼できる産地のものや、国際的な品評会で受賞した製品を選ぶと、品質の確かなオイルが手に入ります。
特に、日本ではエキストラバージンの基準が曖昧なので、国際的に認められた製品や、評判の高いブランドを選ぶことが大切です。
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コスパが良い上に頑丈な緑色の瓶に封入されており、酸化の心配も最小限に抑えることができます。
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有名ブランドのオリーブオイルなので本物である可能性が高いことから安心して使用ができます。
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こちらの商品は有機JASやユーロリーフ認証付きのオーガニックエキストラバージンオリーブオイルとなっています。
オーガニック好きなボクは普段、こちらの商品をよく使っております。
遮光瓶であることはもちろん、独特な瓶の形状から1Lで大きいながらも持ちやすく、普段の調理の際には使いやすく、非常に便利な商品となっております。
まとめ
エキストラバージンオリーブオイルは、サラダ油やキャノーラ油と比べて圧倒的に健康に良い選択肢です。
抗炎症作用や抗酸化作用に優れ、心臓病や糖尿病、さらには癌や認知症のリスクを低減する可能性があることが、多くの研究で明らかになっています。
また、加熱調理にも強く、生で摂取することでより高い健康効果を得られます。
選び方にも注意が必要ですが、信頼できるオリーブオイルを日常的に取り入れることで、病気の予防や体調管理に大きく役立つでしょう。
健康な生活をサポートするために、ぜひエキストラバージンオリーブオイルを食卓に加えてみてください。