健康習慣

なぜ?ココナッツオイルとMCTオイルが健康に良いのか知っていますか?

あなたはココナッツオイルとMCTオイルの健康効果を知っていますか?

これらのオイルがどのようにして世界で話題になっているのか、その科学的根拠とともに詳しく解説します。

ココナッツオイルが持つ特性やMCTオイルがどのように体内で迅速にエネルギーに変換されるのかを知り、あなたの日常生活や健康にどのように役立つか。

さらに、これらのオイルを使った健康的なレシピについても紹介します。

ココナッツオイルについて

ココナッツオイルの主成分はラウリン酸であり、このラウリン酸がHDL(善玉)コレステロールを増加させる効果があるという研究もあります。

HDLコレステロールは動脈の健康を保ち、心臓病のリスクを低減する役割があるため、ココナッツオイルが全面的に心臓病リスクを高めるわけではないという見方もあります。

ただし、飽和脂肪酸の多い食品を過剰に摂取することは、健康に対して懸念される点です。

摂取の推奨量

ココナッツオイルの健康的な利用には適切な摂取量を知ることが重要です。

料理時に他の油と置き換えて使用するのが一般的で、1日に大さじ2杯を超えない範囲での利用が推奨されています。

多くても3杯以下が好ましいとされています。

2017年のアメリカ心臓協会では心臓への悪影響の可能性が指摘されており、2020年の研究でもココナッツオイルが心疾患のリスクを上げる可能性について指摘されています。

主成分は飽和脂肪酸なので過剰に摂取すると悪玉コレステロールが増えるとされています。

心臓の健康や美容

ココナッツオイルは、ラウリン酸という飽和脂肪酸を主成分として含みます。

この成分はHDL(善玉)コレステロールを増加させる効果があるため、心臓病のリスクを低減し動脈の健康を支える可能性があります。

また、ビタミンEを含むことから抗酸化作用が強く、血管の若返りにも繋がります。

研究では精製していないバージンココナッツオイルには非常に強い抗酸化作用があることが知られているので、そういったココナッツオイルを選択することが勧められています。

またその高い抗菌作用があるかことからアクネ菌を殺菌し、菌によって起きた肌のトラブルを抑える働きがあります。

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調理と利用法

ココナッツオイルは耐熱性が高く、加熱調理に非常に適しています。

その独特の風味は料理に特有の味わいを加えることができますが、その風味が料理に適しているかどうかを検討する必要があります。

料理ではカレーやアジア風の料理にはココナッツオイルがうまく合います。

他にもクッキーやケーキなどの焼き菓子にココナッツオイルを使用すると、風味が豊かになります。

特にビーガンレシピにおいては、バターの代替品として利用されることが多いです。

MCTオイルについて

MCTオイルはココナッツオイルから抽出された中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglycerides)から成り、このオイルは体内での吸収が速いのが特徴です。

消化過程を迅速に通過し直接肝臓に送られるため、速やかにエネルギー源として利用される特性を持っています。

ココナッツオイルと比較してLDLコレステロールを増やしにくいというメリットがあります。

健康への影響

MCTオイルの消費は体重管理、運動能力の向上、そして認知機能のサポートに対して非常に高い効果を持っています。

また、肝臓で迅速にケトン体に変換され、ケトン体は脳や筋肉で利用されるため、ダイエット中の食欲抑制や1日のエネルギーとして糖質より長く利用できます。

ケトン体は体内の炭水化物の低い状態や断食時に脳や筋肉がエネルギーとして使用する代替エネルギー源です。

使い方と注意点

MCTオイルは日常の食事に簡単に加えることができ、スムージー、コーヒー、サラダドレッシングなどに混ぜて利用されます。

しかし、過剰摂取は消化不良を起こし、腹痛のリスクを高めるため、推奨される摂取量は1日に大さじ1〜2杯(約15〜30ml)です。

摂取を開始する際は少量から始め、体の反応を見ながら徐々に量を増やすことが推奨されます。

MCTオイルはポリエチレンやプラスチックを溶かす作用がある為、器は陶器やガラス製の物の上で使用してください。

また、調理用油として使えない為、完成した食べ物や飲み物にかけて使うようにして下さい。

認知機能との関連性

MCTオイルはケトン体の生成を促し、これがブドウ糖に次いで重要な脳のエネルギー源となります。

特にアルツハイマー病などの認知症患者において、脳のエネルギー代謝をサポートし、記憶力の改善や認知機能の向上に寄与することが研究で示されています。

健康との関連性

ココナッツオイルでも触れましたがMCTオイルは心臓疾患のリスクを減少させる可能性があるため、心臓の健康を保つためには適切な摂取量を守ることが重要です。

また、MCTオイルはインスリンの感受性を向上させる可能性があります。

これは、体内でのインスリンの効率的な使用を助け、血糖値の急激な上昇と下降を防ぐことができます。

インスリン抵抗性が改善されると、体重管理や糖尿病の予防に有効であり、特に内臓脂肪の減少に直接的な影響を及ぼすとされています。

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ボクも普段から愛用しているMCTオイルになりますが、有名なメーカーの商品でオーガニックでないものもあります。

注ぎ口は小さく、量を調整しやすいので使いやすい容器となっていますし、遮光瓶で酸化を防いでいる特徴からも保存性が高いです。

まとめ

ココナッツオイルとMCTオイルはそれぞれが独自の健康効果を持ち、多くの人々のライフスタイルに革命をもたらしています。

ココナッツオイルはその抗菌性と保湿特性で美容と健康を支え、MCTオイルはその高速エネルギー変換能力でダイエットと体力維持を助けます。

しかし、摂取量には注意し、全体的な健康計画の一環として利用することが重要です。

ABOUT ME
カズヤ
病院で理学療法士(リハビリ)として勤務。 共働き世帯が増えて行くなか、子育てや仕事を両立することが難しくなってると思います。そんな悩みを解決できるように主観だけではなく、書籍や今の仕事の知識をいかして客観的にも発信できないかと思い、執筆をしています。 絵を描くことが趣味でここにあるイラストは自分で描いているものになります。